田端の歯科・歯医者、しおばら歯科 痛くない・怖くない歯医者です 

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豆知識

乳歯から永久歯への生え変わりについて

とても暑い日が続きますね。

皆様、熱中症対策などは万全でしょうか?
お子様は特に脱水などには気を付けて下さい。

今回も質問を多くいただく所からお答えしていこうと思っております。
小さいお子様がいらっしゃる保護者の方に質問を受けることの多いのが、
「乳歯が生える順番」と「乳歯が抜ける順番」についてです。

その前に乳歯について簡単にご説明いたします。
乳歯は全部で20本あり、顔の真ん中、中央から奥歯に向かってABCDEと五本で表示することが一般的です。

乳歯の名称

A:中切歯
B:側切歯
C:犬歯
D:第一乳臼歯
E:第二乳臼歯
次に、一般的に言われている生えてくるのと抜ける順番は次のように左右対称に進行すると言われています。

■乳歯が生える順番
下A(生後8ヵ月頃)
→上A(生後10ヵ月頃)
→上B(生後11ヵ月頃)
→下B(生後一歳頃)
→上D(生後一歳4ヵ月頃)
→下D(生後一歳5ヵ月頃)
→上C(生後一歳6ヵ月頃)
→下C(生後一歳7ヵ月頃)
→上E(生後二歳3ヵ月頃)
→上E(生後二歳5ヵ月頃)

■乳歯が抜ける順番
A(6〜7歳頃)
→B(8〜7歳頃)
→D(9歳頃)
→C(10〜11歳頃)
→E(10〜12歳頃)

これらはあくまでも目安です。
もちろん、個々に成長は異なりますので、この順番が異なることもありますし、遅い場合も早い場合もあります。

乳歯の場合、先天的に歯の数が多いことや、少ないこともあります。
また、癒合歯癒着歯といわれる隣り合う歯がくっついて生えてくる、なんてことも少なくありません。
状態によってですが、それらが原因でブラッシングしにくかったり、噛み合わせに支障をきたすなんてこともあり、
何らかの処置が必要となることもあります。

そんな時は、早めに歯医者さんに相談されるとよいでしょう。

大事なお子様の歯をご家族で守っていきましょう!
皆様のお口の中のケアのお役に立てれば幸いです!では!

口臭が起こる様々な原因とその治療法

皆様こんにちわ!

 

梅雨の時期はジメジメとしていていましたが、少し晴れ間が見えてきて気持ちいいですね。
体調管理をばっちりにして、本格的な夏に備えましょう!

今日のブログテーマは「口臭」。
皆さん気になる所ではありますよね?

 

「なんだか最近口の中が臭う感じがする。」
「歯茎のハレと同時に臭いがするようになった」

 

診療しているとよく耳にする患者様からのコメントです。

歯を磨いているのに口臭が気になる。という方々も多いのではないでしょうか。
一概に「歯」といっても歯も部位別に様々で、歯と歯の間、差し歯の隙間、歯と歯茎の間、奥歯のかみ合わせ部分などは最も虫歯になりやすい場所です。

虫歯というものは、決して痛みがなくても進行している事があり、気づかずに虫歯が進行し、口臭の原因になる事もあるのです。
今回その口臭の原因、そしてその治療をご説明します。皆様のオーラルケアの参考になれば幸いです。

 

【口臭が起こる原因別とその治療法】

1.虫歯で歯が欠けてそこから臭いがする

虫歯が進行しますと、歯が欠けて、いわゆる「溶けて」きます。
そこが更にばい菌の温床となり、口臭が出ます。
特に奥歯の噛み合わせ部分などは虫歯は見た目小さくても、中からどんどん広がっている、なんてことも多くみられます。
本来歯は硬い組織なのですが、ここで言うばい菌=虫歯菌によって歯は侵襲され、口臭が発生してくるのです。

●治療法

まずはレントゲン等を使い、虫歯の進行具合、大きさや深さを確認します。
神経が残っていればできるだけ神経を残したいのですが、虫歯をすべて取り去り、しっかりとキレイにしなければいけない場合、
痛みがなくとも、神経を取らなければいけない・・・、なんて事も多いのが現状です。
神経を取らずに虫歯の除去が済むのがベストですので、それが可能であれば、セラミックや金属やプラスチックを用い、
その穴の空いた部分を塞ぎ、新たに虫歯が進行しないように治療します。
神経の治療などは前述しているブログのテーマを参考にしていただけるとわかりやすいかもしれません。

 

2.被せ物の歯の中から虫歯が進行し、口臭を伴う場合

被せ物の中でも虫歯は進行してしまうことがあります。
人工の被せ物で覆われているため、気付かず進んでしまうのです。
出血や酸っぱい味などの症状が出ますが、どれも虫歯がかなり進行してから出る症状です。
最悪、抜歯をしなくてはいけないこともあります。

このようにならないように定期的に検診しクリーニングをされている方は、
早期発見早期治療を施せるので、最悪の状況を脱する事ができます。

●治療法

被せものを外し、中の虫歯を除去します。
放置すればするほど、残せる部分が少なくなってしまいます。最悪、抜歯しなければいけなくなったりもします。
根っこが残せるようであれば、新たに土台を作り、被せものを作り直していきます。

 

3.虫歯菌が神経を腐らせて臭い

虫歯が進行して、ひどくなると歯の中の神経を侵襲し、神経が死んでしまいます。
痛みが出れば気づくのですが、中には知らぬ間に神経が死んでしまったり、
最初の痛みをこらえてしまい、痛みが引いてきてからそのまま放置したりすると、歯の神経が腐ってしまい口臭が発生します。
放置をすればするほど、残していける率が低くなる事も知っておくべきでしょう。

●治療法

根っこの中の治療をします。
腐敗した神経を除去し、感染してしまった根の部分を殺菌消毒して、新たに細菌が入り込まないように薬を詰めます。
そして被せものを作っていきます。それは上記に記した事と一緒ですね。

 

4.根の先から膿が出て臭い

虫歯が進行し、歯の神経が死んでしまうと神経のあったスペースにばい菌が増え、膿を溜めます。
膿が溜まると、体を防御反応から歯肉から膿を排出しようとして、おできのように腫れてきます。
そこが破れ膿が外にでて、そこが原因となり口臭がします。

●治療法

歯の根の中からの治療が必要です。一回根っこの中から膿んでしまった歯は非常に再発率が高くなります。
再発を繰り返し、治らないようであれば根の先を膿の袋ごと除去する必要があります。
根の先の膿の袋が大きくなっていくと、骨を溶かしてしまったり、蓄膿症や様々な病因にもなることがあります。

 

5.ばい菌(細菌)が歯茎を腫らせて臭い

口腔内の悪い細菌(ばい菌)にはおおまかにわけて「虫歯菌」と「歯周病菌」があります。
口腔内のブラッシング状況が悪いと、どちらの細菌も増殖します。
その細菌群が歯と歯茎の間、その下まで進行すると、歯茎が腫れ、口臭が出ます。
歯茎の中から根っこの表面などに虫歯ができると、歯茎の周りが不潔になります。出血などが起こりくさい臭いや歯茎から出る液で変な味がしたり、膿の臭いがします。

●治療法

虫歯が歯茎の下まで進行してしまった場合、歯を部分矯正で引き上げるか、歯茎の骨を削って歯茎を下げるかし、
虫歯の部分を治療可能な状態にしてあげなければいけない場合があります。
なので、そうなる前に事前に状態を良好にしておく必要性が高いわけです。

 

【その他の原因】

1.ブラッシングができていない口の中

ブラッシングをしていないと口の中にプラークや歯石が多くなり口臭が発生します。
プラークは細菌の塊です。このプラークが多いと細菌数がそれだけ多いという事で、口臭が強くでます。
また、さらに歯石も同様にプラークの温床です。歯茎が腫れる原因となり、歯周病を引き起こし、出血やプラークの臭いの元となります。

 

2.親知らず

親知らずには横や斜めに生えているものも多くあります。
食べかすが隙間に溜まったりすることで、歯周病や虫歯になりやすい部分です。
そのぶん口臭も発生しやすく、なるべくその状況にあるならば早期に抜歯をしたほうがいい歯です。
いくつかの例をピックアップさせていただきましたが、
もちろんこれが重複している患者様もいらっしゃいます。

詳しい事などはご来院いただき検査結果を元にお話しさせていただくことが一番です!
皆様のお口の健康維持にお役に立てれば幸いです!では!

虫歯って遺伝するの?

皆様こんにちわ!
田端駅から徒歩5分の歯医者、しおばら歯科医院、院長塩原です。
6月に入り、めっきり暑い日が多くなりましたが、梅雨入りを前にして、体調管理には気を付けたいものです!

さて、今回は前回に引き続き患者様から多く質問いただく事をピックアップしてお答えしたいと思います。

今回のテーマは「虫歯と遺伝」。

よく小さいお子さんの親御さんに
「虫歯って遺伝するんですか?」
「私もよく虫歯になっていたんですが、だからこの子も虫歯になりやすいんでしょうか?」という親御さんからの質問をお受けします。

答えは単純に、「遺伝」に関して言えばNOです。

もちろん例外もあります。
遺伝的に「虫歯になりやすい」ではなく、歯自体が形態形成異常を先天的に起こしてしまっている事などが虫歯のなりやすさに関与してしまうケースもありますが、こと「虫歯」に関していえばただ単純に「感染」が原因です。

どういう事かと言うと、お口の中には数多くの細菌が存在します。虫歯の原因となるミュータンス菌もその一つです。
現在、虫歯の人はもちろん、過去に虫歯になったことがある人は必ず原因菌であるミュータンス菌を持っており、その保有割合は日本人の9割にのぼると言われています。

しかし、生まれたばかりの赤ちゃんにはこのミュータンス菌は存在しません。
実は、お父さんやお母さんなど、身のまわりにいる大人によって、赤ちゃんがミュータンス菌に感染してしまうのです。

大人が口をつけた箸やスプーンで赤ちゃんにごはんを食べさせる、固い食べ物を歯で噛んでそれを与えてる、キスをするなど、等が主立った原因と考えられております。

しかし、「子供とのコミュニケーションの中で全部徹底して感染しないようにしていくのは無理!」という親御さんもいらっしゃると思います。

なので、大切になるのは「お子さんのお口を守るために親御さんのお口の中もキレイにする!」という心がけです。

いくらお子さんだけお口の中のケアを頑張っていても、親御さんのお口の中がキレイでなければ、生活環境の中で虫歯や歯周病の感染率がグンと上がってしまうのです。

これから赤ちゃんがお産まれになる親御さんがいらっしゃったら、以下の注意点に気をつけて下さい。

1)赤ちゃんが生まれる前に

お父様お母様、同居する家族様は、虫歯や歯周病の治療、歯のクリーニングなどの予防処置をしっかりおこない、口の中の細菌数を減らす。

2)生後1歳前後まで

食べ物の口移し、噛み与えを決してしない。極力食器(スプーン、お箸)は大人とは別にする。
哺乳瓶には虫歯菌、歯周病菌などが増える砂糖の入った飲み物(ジュース、スポーツドリンク、乳酸菌飲料など)は入れて飲ませないようにする。

3)1〜3歳

食事、間食に砂糖の多く含んだ食べ物はできるだけ摂取しないようにする。また毎日しあげみがきをしっかり、歯科医院でのフッ素塗布などの予防処置をおこなう。

 

もちろんもうお子様が大きくなっている親御さんでもまだまだ遅くはありません。
早いにこしたことはありませんが、なるべく早期に親子での口腔内ケアに取り組みましょう!

お子様とのコミュニケーションは絶対必要ですよね!そのためにも親御さんも頑張って一緒にお口のケアをおこないましょう!
では、ご家族揃ってよりよいお口の中を作っていきましょう!

歯の神経を抜く?

こんにちわ。田端駅から徒歩5分の歯医者、しおばら歯科医院の塩原です。

皆さんGWはいかがでしたでしょうか?

楽しい休日を過ごせたでしょうか?

私は休日を久しぶりに家族と一緒に長い時間一緒に過ごせました。

さて、ここ最近歯が痛くなってしまう方などから、

▼「歯の神経を抜くってどういうことですか?」
▼「神経を取るって歯を抜くことですか?」

などの質問をよく聞かれます。

そこで今日はブログに「歯の神経を抜く」って何?
という事を簡単に解説したいと思います。

まず、歯を抜くという事を専門用語で「抜髄」といいます。
抜髄とは歯の神経を抜くことです。歯の中にある神経を歯髄(しずい)といい、この歯髄とともに血管や神経が入っていて、神経などと一緒に抜くことを抜髄といいます。
歯髄の役割は、歯の異常を伝えてくれたり、歯の強度を保ってくれたりしてくれます。
しかし、歯の痛みを取る事ができる代わりに抜髄することによって歯は再生能力を失なわれ、歯の寿命を短くしてしまう恐れもある事は知っておいた方がいいでしょう。

他にも、
▼「抜髄したのに噛むと痛い」
▼「麻酔が効かないのは何故?」

という質問もよくいただきます。
まず、抜髄したのにまだ痛みが残るのは抜髄当日は血液が充満しており、神経の一部が残ってしまうときがあります。
それと、神経の入っている空洞は複雑に分かれており、神経を取る処置では大きな空洞の神経のみを取り、側枝といわれる分岐した神経の部分は薬で消毒します。薬が効くまで痛みが残ることがあります。
それまで痛みが残ってしまう事があるのです。
抜髄したのに噛むと痛いのは、歯髄の炎症反応が、根の先から歯根膜(しこんまく)と呼ばれる根っこの周囲組織まで広がっていると、抜髄した後に噛むと痛くなります。なるべく抜髄後はその歯で固いものなど噛まないようにし、安静に3〜7日程度で軽減してきますよ。
麻酔に関して麻酔は血液の流れに乗って、神経に効果を発揮します。

歯の痛みが強い時は、歯髄に血液が充満し、色々な炎症作用と麻酔薬とが拮抗し、麻酔をしても麻酔の液を歯髄腔内の神経に運んでくれない事や薬効が弱まりため、麻酔が効きにくくなります。

 

では、今度は別の機会に患者様からよく聞かれる質問をここでもお答えできるようにしたいと思います。

それでは、みなさんよりよいオーラルケアを!

診療日程
  • 【休診日】日曜、祝日
  • 【医院所在地】東京都 北区 田端 1-24-22
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