田端の歯科・歯医者、しおばら歯科 痛くない・怖くない歯医者です 

田端の歯科・歯医者、しおばら歯科 痛くない・
怖くない歯医者です 

オンライン診療予約

オンライン診療予約

オンライン診療予約

オンライン診療予約

豆知識

口臭が起こる様々な原因とその治療法

皆様こんにちわ!

 

梅雨の時期はジメジメとしていていましたが、少し晴れ間が見えてきて気持ちいいですね。
体調管理をばっちりにして、本格的な夏に備えましょう!

今日のブログテーマは「口臭」。
皆さん気になる所ではありますよね?

 

「なんだか最近口の中が臭う感じがする。」
「歯茎のハレと同時に臭いがするようになった」

 

診療しているとよく耳にする患者様からのコメントです。

歯を磨いているのに口臭が気になる。という方々も多いのではないでしょうか。
一概に「歯」といっても歯も部位別に様々で、歯と歯の間、差し歯の隙間、歯と歯茎の間、奥歯のかみ合わせ部分などは最も虫歯になりやすい場所です。

虫歯というものは、決して痛みがなくても進行している事があり、気づかずに虫歯が進行し、口臭の原因になる事もあるのです。
今回その口臭の原因、そしてその治療をご説明します。皆様のオーラルケアの参考になれば幸いです。

 

【口臭が起こる原因別とその治療法】

1.虫歯で歯が欠けてそこから臭いがする

虫歯が進行しますと、歯が欠けて、いわゆる「溶けて」きます。
そこが更にばい菌の温床となり、口臭が出ます。
特に奥歯の噛み合わせ部分などは虫歯は見た目小さくても、中からどんどん広がっている、なんてことも多くみられます。
本来歯は硬い組織なのですが、ここで言うばい菌=虫歯菌によって歯は侵襲され、口臭が発生してくるのです。

●治療法

まずはレントゲン等を使い、虫歯の進行具合、大きさや深さを確認します。
神経が残っていればできるだけ神経を残したいのですが、虫歯をすべて取り去り、しっかりとキレイにしなければいけない場合、
痛みがなくとも、神経を取らなければいけない・・・、なんて事も多いのが現状です。
神経を取らずに虫歯の除去が済むのがベストですので、それが可能であれば、セラミックや金属やプラスチックを用い、
その穴の空いた部分を塞ぎ、新たに虫歯が進行しないように治療します。
神経の治療などは前述しているブログのテーマを参考にしていただけるとわかりやすいかもしれません。

 

2.被せ物の歯の中から虫歯が進行し、口臭を伴う場合

被せ物の中でも虫歯は進行してしまうことがあります。
人工の被せ物で覆われているため、気付かず進んでしまうのです。
出血や酸っぱい味などの症状が出ますが、どれも虫歯がかなり進行してから出る症状です。
最悪、抜歯をしなくてはいけないこともあります。

このようにならないように定期的に検診しクリーニングをされている方は、
早期発見早期治療を施せるので、最悪の状況を脱する事ができます。

●治療法

被せものを外し、中の虫歯を除去します。
放置すればするほど、残せる部分が少なくなってしまいます。最悪、抜歯しなければいけなくなったりもします。
根っこが残せるようであれば、新たに土台を作り、被せものを作り直していきます。

 

3.虫歯菌が神経を腐らせて臭い

虫歯が進行して、ひどくなると歯の中の神経を侵襲し、神経が死んでしまいます。
痛みが出れば気づくのですが、中には知らぬ間に神経が死んでしまったり、
最初の痛みをこらえてしまい、痛みが引いてきてからそのまま放置したりすると、歯の神経が腐ってしまい口臭が発生します。
放置をすればするほど、残していける率が低くなる事も知っておくべきでしょう。

●治療法

根っこの中の治療をします。
腐敗した神経を除去し、感染してしまった根の部分を殺菌消毒して、新たに細菌が入り込まないように薬を詰めます。
そして被せものを作っていきます。それは上記に記した事と一緒ですね。

 

4.根の先から膿が出て臭い

虫歯が進行し、歯の神経が死んでしまうと神経のあったスペースにばい菌が増え、膿を溜めます。
膿が溜まると、体を防御反応から歯肉から膿を排出しようとして、おできのように腫れてきます。
そこが破れ膿が外にでて、そこが原因となり口臭がします。

●治療法

歯の根の中からの治療が必要です。一回根っこの中から膿んでしまった歯は非常に再発率が高くなります。
再発を繰り返し、治らないようであれば根の先を膿の袋ごと除去する必要があります。
根の先の膿の袋が大きくなっていくと、骨を溶かしてしまったり、蓄膿症や様々な病因にもなることがあります。

 

5.ばい菌(細菌)が歯茎を腫らせて臭い

口腔内の悪い細菌(ばい菌)にはおおまかにわけて「虫歯菌」と「歯周病菌」があります。
口腔内のブラッシング状況が悪いと、どちらの細菌も増殖します。
その細菌群が歯と歯茎の間、その下まで進行すると、歯茎が腫れ、口臭が出ます。
歯茎の中から根っこの表面などに虫歯ができると、歯茎の周りが不潔になります。出血などが起こりくさい臭いや歯茎から出る液で変な味がしたり、膿の臭いがします。

●治療法

虫歯が歯茎の下まで進行してしまった場合、歯を部分矯正で引き上げるか、歯茎の骨を削って歯茎を下げるかし、
虫歯の部分を治療可能な状態にしてあげなければいけない場合があります。
なので、そうなる前に事前に状態を良好にしておく必要性が高いわけです。

 

【その他の原因】

1.ブラッシングができていない口の中

ブラッシングをしていないと口の中にプラークや歯石が多くなり口臭が発生します。
プラークは細菌の塊です。このプラークが多いと細菌数がそれだけ多いという事で、口臭が強くでます。
また、さらに歯石も同様にプラークの温床です。歯茎が腫れる原因となり、歯周病を引き起こし、出血やプラークの臭いの元となります。

 

2.親知らず

親知らずには横や斜めに生えているものも多くあります。
食べかすが隙間に溜まったりすることで、歯周病や虫歯になりやすい部分です。
そのぶん口臭も発生しやすく、なるべくその状況にあるならば早期に抜歯をしたほうがいい歯です。
いくつかの例をピックアップさせていただきましたが、
もちろんこれが重複している患者様もいらっしゃいます。

詳しい事などはご来院いただき検査結果を元にお話しさせていただくことが一番です!
皆様のお口の健康維持にお役に立てれば幸いです!では!

診療日程
  • 【休診日】日曜、祝日
  • 【医院所在地】東京都 北区 田端 1-24-22
トップへ戻る
トップへ戻る