田端の歯科・歯医者、しおばら歯科 痛くない・怖くない歯医者です 

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豆知識

歯周病をセルフチェック

皆様こんにちは!
田端南口の歯科医院、しおばら歯科医院です。

「stay home」

現在、自粛をしなければいけない中、小さいお子様から、成人までしっかりお口の中のケアが普段より大切になってきます!
特にお子様は生活のメリハリを付けにくい中、歯ブラシ習慣はちゃんと守られていますでしょうか?

そして、歯科医院に行きたくてもなかなか行けない人も多いのでは?

今回は自分でも歯周病のセルフチェックできるような項目も準備しました。
ぜひチェックしてみてください!
では、まず歯周病の原因からお話させていただきます。

~歯周病の主な原因~

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歯周病の基本でまず知っておいてほしいのですが、歯周病とは細菌感染症の病気であるということです。
その原因には「菌」が挙げられます。

そして、菌に感染するだけで歯周病を発生するわけではないのです。

歯周病の本質は、「常在菌一部と宿主抵抗力のバランスが崩れることによって歯周組織破壊が生じること」です。

簡単に言うと、悪さをする菌を少なくするだけでなく、体の状態も良くしていなければ歯茎は悪くなってしまう可能性がある、という事なのです。

歯周組織は簡単に言うと歯を支えている顎の骨や歯の周りの歯ぐきのことを言います。
一概に、歯周病になるのは菌だけが原因とは言い切れないのです。

◇プラーク「菌」による原因◇

バイオフィルムの構造

プラーク(菌の塊)は、1種類だけではなく、非常に様々な菌によって構成されています。

全ての菌が歯に付着する能力があるわけではないのですが、プラークは歯の面に付着する能力を持った菌種が歯面に定着します。

そして、歯面に付着することのできない細菌が、すでに歯面に付着している菌種と結合することのできる菌種が積み重なります。

そこからさらに、他種の菌がどんどん積み重なって状態を悪くしていくのです。
この菌の中に「レッドコンプレックス」という菌種が含まれ、歯周ポケットといわれる歯と歯茎の溝のに菌が入り込んでいくと、歯周病はどんどん進んでいきます。

◇プラーク以外による原因◇

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プラーク以外にも原因はあります。

歯周病というのは、先ほどお話させていただいた通り、

「常在菌一部と宿主抵抗力のバランスが崩れることによって歯周組織破壊が生じること」です。

宿主=自分自身

自分自身の抵抗力が低いと歯周病は少ない菌数でも進行してしまうのです。

どんな原因があるのかというと主には

・生活習慣(喫煙etc…)
・全身疾患(糖尿病etc…)
・遺伝的要因(ご家族で歯周病といわれている人がいるetc…) などがあげられます。

自分の免疫が下がっていると、歯周病の進行をより進めてしまうので、特に糖尿病などの持病をお持ちの方は要注意です。

歯医者さんでの定期的なクリーニングがより大切なのです。

~歯周病の症状からセルフチェック~

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歯周病かどうかは、正確には歯科医院での検診が一番です。
セルフチェックとして以下の項目で自分が何項目当てはまるのかチェックしましょう。

①起床時口の中がネバネバする。

②ブラッシング時に口腔内から出血する。

③口臭が気になる。

④普段から歯肉がむずがゆい違和感がある。

⑤歯茎が赤く腫れている。(健康的な歯肉はピンク色で引き締まっています)

⑥硬い物が噛みにくい。

⑦歯茎が下がり、歯が長くなったような気がする。

⑧前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間がでてきた。食物が挟まる。

※上記の項目3つあてはまった方

油断は禁物です。
歯医者さんでの検診予防をお勧めします。
今後も定期的なクリーニングとともに正しい歯磨きを続けましょう。

補助器具などのケアグッズもこの機会に見直し、より健康的なお口の中を維持しましょう。

※上記の項目6つあてはまった方

歯周病が中等度進行している可能性があります。
早期に歯医者さんの検診の予約を取りましょう。

今後の治療についてもしっかり聞き、歯周病治療、定期的なクリーニングを継続しましょう。

※上記の項目全てあてはまる

歯周病の症状がかなり重症度まで進行している可能性があります。
検診、レントゲン撮影などを行い、ご自分の状態をしっかり把握し、
早期に歯医者さんの検診の予約を取り、適正な治療を受け、継続的なクリーニングを受けましょう。

また、できることであれば歯周病の菌検査も受けられることをお勧めします。
皆さんいかがでしたでしょうか?

30~40歳前後でチェックが多いかは特に要注意です!
もしかしたら、かなり進行しているかもしれません…。

気になるところがあれば、すぐ検診を受けましょう!

~歯周病検査・治療~

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◇歯周病の検査◇

歯周病の検査は基本的には保険診療です。

歯周病菌がお口の中にどれくらいいるのかということをしっかり把握することで、より自分のリスクを知ることができます。

歯周病のリスクに応じて治療方法が変わります。

ぜひ、みなさんにも受けていただきたい検査です。

◇歯周病治療◇

まずは、お口の中のレントゲン撮影と歯周病の検査を行わせていただきます。

そこからの分類は以下の通りです。

*軽度歯周病

歯肉より上についている歯石除去がメインです。
しかし病状によっては歯肉の中の歯石まで取らせていただきます。また、歯磨き指導を行わせていただきます。

自分でしっかり磨けるようになり、治療後のセルフメインテナンスを行うことができます。
また、一人一人にあったケアグッズもご紹介させていただきます。

*中等度歯周病

歯磨き指導をまずは行わせていただきます。

加えて、徹底した歯石除去、歯肉の中に入ってしまった歯石を重点的に除去させていただきます。

*重度歯周病

中等度のかたと歯周病の治療方針はほとんど同じです。
しかし、その後歯ぐきの改善が見られなかった場合には、歯周病の外科的な治療の対象になることもあります。

また、状態によっては抜歯なども状況によっては必要になります。

参考blog:(「プラーク」、「バイオフィルム」、「歯石」の違い)

~まとめ~

歯周病について簡単にお話をさせていただきました。
歯周病というものは、自覚症状が無い状態で進行してしまします。
なので、早期に対応することが大切なのです。

まずは、検査を受けていただくことをお勧めします!
ぜひ、検診のご予約お気軽にご連絡下さい!^^

診療日程
  • 【休診日】日曜、祝日
  • 【医院所在地】東京都 北区 田端 1-24-22
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