田端の歯科・歯医者、しおばら歯科医院 痛くない・怖くない歯医者です 

田端の歯科・歯医者、しおばら歯科 痛くない・
怖くない歯医者です 

田端の歯科・歯医者、オンライン診療予約

田端の歯科・歯医者、オンライン診療予約

田端の歯科・歯医者、オンライン診療予約

田端の歯科・歯医者、オンライン診療予約

こんにちは!田端南口の歯医者しおばら歯科医院です。

虫歯治療や歯周病治療、抜歯、インプラントの手術の時など幅広く用いられる麻酔注射。
皆さんも一度はご経験あるのではないでしょうか?

さて、麻酔とは歯の神経にお薬を作用させ、
処置の痛みを感じさせないようにするもので、
スムーズで安全な治療の為に欠かせないものとなっています。

参考blog麻酔の効きやすい人、効きにくい人

~当院における麻酔の手順~

①表面麻酔

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
まず、当院では表面麻酔の塗布から始まります。
お口の中は感覚が鋭く痛みや違和感に敏感ですので、できるだけしっかりと痺れさせておくことで針の痛みをなくすことができます。

 

②浸潤麻酔

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
表面麻酔のお薬をしみわたらせてから注射針を用いて行います。
下のあごは骨が分厚いため薬がしみわたりにくいことがあります。

痛みを軽減する工夫として当院では…

従来の注射針よりも細い針を使用しています。
※もちろんディスポーザブル(使い捨て)です。

そして、麻酔薬が注入される違和感を軽減させるため為、麻酔薬を一定の速さで注入するために電動注射器を使用し更に違和感を軽減させます。

~二種類のお薬を使い分けています~

①オーラ注

ori_ct1.8_fm2[1]

このお薬は作用時間が長く、麻酔効果も強いものになります。
歯科以外にも使われている非常にポピュラーなお薬です。

②スキャンドネスト

img_205130500_01[1]

こちらのお薬は作用時間が短く、持病がある患者さんも安心して使うことができます。
なので、前回の治療で麻酔がなかなか切れなくて不快だった、気分が悪くなった。などという方はこちらを使います。

このようにできるだけ痛くしないための工夫を行っています。

今迄患者様が抱いていた『怖い!もう通いたくない歯医者さん』という認識から
『この歯医者さんなら通えるかも!』と思って頂けれる情報となれば幸いです。

~歯科治療は途中で終えてしまう人が半数!!?途中終了、その代償とは・・・?~

shinryouannai01

治療まだ終わっていなかったのに行ってない、・・・だいぶ経ってるのでもう行きづらい・・・。そういう経験のある方々も多いと思います。
しかし、これは非常に危険な状況を作ってしまう事があります。今回はそのお話をできればと思っております。

最近歯医者さん受診されましたか?実は毎日の診療の中で受診する方々は大きく分けて2つのグループに分けることができます。

※定期的に受診する方々
※何かがないと受診はせず、前回の受診からかなり間が空いてしまう方々

「受診率」という事での分け方をした場合、あなたはこのどちらのグループに属するでしょうか?

実際現場によって異なるでしょうが、医院によっては、治療終了した患者さんのカルテはいったん「定期検診」用のスペースに置いておくようになる事もあります。

 

ただ、いざカルテを片付ける際にも「この患者さんは定期検診の間隔が短いので出せるようにしておこう」というようなことを裏話として実際によくあります。

そして、その反面、前回の処置までのカルテが定期的な来院が全く見られない場合、既に色褪せている人もいらっしゃいます。
さて、今回は実は歯科診療を途中で忘れてしまい、そのまま何日も放置している方がかなりいる中、
この現状で歯科治療の途中中断で起こる危険性のお話です。

 

~途中中断の理由あれこれ~

皆さんは、歯科医院に通った経験の中で、治療が全部終わっているという自信がありますか?
残念ながら日本では、「歯医者さんは症状が出てから行くところ」という認識がまだ浸透しているのが現状です。

 

中学生くらいまでは歯科検診が学校などであり、中には親御さんも積極的に予防や管理してくれていたこともあって、歯医者さんに行く機会は比較的多いかもしれません。
しかし、高校生くらいから受診する機会が激減し、人が一気に増えていきます。
受験勉強、部活、友達、そして仕事など時間が足りない。多少の歯の痛みもとりあえず我慢しようと思う方々は意外に多いものです。

そうした中で、あなたは歯科治療を途中で「中断」してしまったことはありませんか?

歯の治療は、痛みなくなったら終わり、穴が塞がったら終わり、というのはあくまでも思い込みであり、大きな落とし穴です。

中には「え?終わりかと思ってました?」
という人もいるほど歯の治療に対する認識は甘いことがわかります。
自分で完治したと思いこんでる方は、それは治ったのではなく「処置を開始した」だけ、なんてこともあります。

~途中で歯科治療を中断してしまう人~

0934020002[1]

患者様にも色々なタイプの人がいます。几帳面な人、時間的にルーズな人、優柔不断な人など、人は十人十色、皆さまが違う性格です。

だからなのか、歯医者さんのような自分のマイナスを探す嫌な場所では、人は様々な表情と本音を見せてくれます。
そこで、歯の治療を中断する人にはどんな特徴があるのかを分析してみました。
もちろんこれは当院独断ではなく、色々な統計をもとにわかりやすく説明をしているだけです。もしかすると、足りない言葉などもあるかもしれません。ご了承ください。

まずはその前に歯の治療を「中断する理由」を考えてみましょう。

 

・前回での治療で痛みがなくなってしまった
・治療そのものが痛そう、痛い、こわい
・通うのがもう面倒になってしまった
・忙しくて時間が取れず、通えなくなってしまった
・治療は受けたいが、お金に余裕がない
・治療方針、先生やスタッフと相性が合わない
・引っ越しや異動などで通院が困難になってしまった

 

といった様々な事が挙げられます。
しかし、どの理由を見ても、転勤など地方に行かなければいけない患者さんをのぞけば、自身の精神的なものが根底にあることがわかります。

つまり、

「治療を完治させて全うしなければいけない」というご自身のお口の状況把握が薄いということが窺えるのです。

次にこの点から、治療中断する人の特徴をピックアップしてみると

・自分の悪くなった口腔内状態を認めたくない
・治療の必要性を理解できていない
・忘れっぽい(薬や治療の説明などを何度も聞くなど)
・仕事が忙しく時間が不規則
・面倒になってしまいがち
・酷い口の中を見せたくない
・あちこち色々な歯医者を受診している
・歯科恐怖症

もちろんこれに当てはまっていたとしても、きちんと治療に通っている人もいらっしゃいます。要は、口の中を良い状態に保つため、モチベーション(動機づけ)の違いといえますね。

これは、我々歯科医院側にも患者さんに治療を継続させることができないなんらかの原因があります。

・治療や口腔内状況の説明不足
・先生やスタッフの対応の悪さ
・先生やスタッフが威圧的
・もし、立地的に通院が困難なら、紹介状を作成する
・歯科恐怖症などがあれば大学病院などと連携をとる

逆を言えば、これをしっかりとやっている医院を選ぶこと大切になってくるわけです。

~途中で終了してしまうと何故だめなのか~

0934020003[1]

それでは、治療を途中で終了してしまうとなぜ危ないのでしょう。
歯医者さんで処置をしてもらい、痛み腫れが治まったから、患者さんは最も不快に感じていた部分が改善したことになります。

○「痛くないからもういいかなと思って」
○「気にならなくなったから」

治療を中断してしまう人の多くはこれが一番多い理由かもしれません。
しかし、これは一時的に改善しただけで根本的に治癒したわけではありません。

「歯が痛い→カラダの緊急SOSサイン」ということを知って下さい。
ですので、痛みがなくなっただけでは、緊急性がなくなっただけだという事なのです。

 

~歯の痛みについて~

バイオフィルムの構造

「歯が急に痛くなった」と歯医者さんを受診したあなたのお口の中はどんな状態なのでしょう。

●穴が開いていますか?
●黒くなっている箇所はありますか?
●歯肉が腫れてはいませんか?
●歯がぐらぐらして揺れていませんか?

歯が痛むには、いろいろな原因があります。
そのため、まずはレントゲン、そして視診(見えている状態)から痛みの原因を診断する必要があります。

その原因によって治療法は異なります。
どんな治療が必要か、場合によっては完治に複数回かかることなどをきちんと説明を受けて理解することが必要です。

そこで治療途中の終了するのがなぜいけないのか、というテーマの答えは、

『細菌(虫歯菌や歯周病菌)による破壊が内部でさらに進行して症状、状態がさらに悪化させてしてしまう』

ということに尽きるでしょう。
そしてこの破壊によってさまざまな症状や炎症をほかの場所にも波及させ深刻な状態になってしまうのです。
虫歯や歯周病はいったん罹ってしまうと自然治癒はありません。それだけ厄介な細菌感染症だということを忘れてはいけません。
症状はなくても細菌はじわじわと侵入していき、組織を破壊しながら勢力を拡大していきます。
侵された歯は限界点まで来ると激痛を起こしたり、膿を溜めて大きく腫れたり崩れてしまったりと想像もしていない事を迎えることになります。
もちろん、単に症状を抑えるための応急処置は可能ですが、あくまでも表面的に今ある症状を鎮めるだけなのです。

仕事先、出張先などで急に痛みが出て、近くの歯医者さんに駆け込むなんてこともあるかもしれません。
しかし、そこで症状を軽減させ終えるのではなく、通院の可能な歯科医院に変えてでも治療は完治までさせましょう。
忍耐力がいる事かもしれませんが、歯科治療は患者様の根気もとても大切になる要素です。
頑張ってお口の健康を維持していきましょう!

~インプラントとは?~差し歯とは何が違うのか?~

 implant-compare001[1]

「インプラント治療をしたいけれどインプラントとはどのようなものなのかわからない。」
「インプラントは保険外だから手を出せない。」
「とにかくインプラントは危険。」

臨床の現場にいると、患者様から様々なインプラントのお悩みをお聞きします。

端的に言えば、インプラントとは顎の骨に入れる人工歯根のことです。
しかし、見た目はインプラントも差し歯も同じように見えてしまいわかりにくいのです。
今回のテーマはインプラント、そして差し歯との違いをお伝えします。

①インプラントとは?

歯周病や、虫歯、様々な理由で歯を根まで失ってしまった場合、顎の骨に穴をドリルで開けます。
そこに人工歯根であるインプラントを埋め、それを土台に冠を被せて元の歯の状態のようにしていく治療法です。
0867010002[1] 0867010004[1]

今までは、歯を失うと前後の歯を削るブリッジ治療がありましたが、歯を削るデメリットがあり、前後の歯まで悪くしてしまうことが多くありました。
インプラントは周りの歯に悪い影響を与えずに、治療ができる画期的な治療法なのです。

②差し歯とは?

歯の根が残せる場合、その歯を土台として治療しなおし、その上に被せものをする治療法です。
かなり以前の治し方としては土台と被せ物が一体になっているものが多く歯の根に被せ物ごと杭のように差し入れていたことから「差し歯」と呼ばれています。
現在は一般的に歯の根の治療が終わった後は土台と被せ物を分けてつける方法が一般的です。

③インプラントの特徴

~人工歯根~

0867010001[1] 0867010008[1]
インプラントは歯自体、根っこなどのすべてを含め失ってしまった場合に、人工歯根と呼ばれるインプラントを顎の骨の中に埋めます。
そこに土台や被せ物をする治療法です。顎の骨の中に入れるものなため、アレルギー反応が出にくい99.9%チタン製の材料を使います。

~差し歯は歯の根~
差し歯とは、虫歯で歯の大部分を失ってしまった場合虫歯を除去し、歯の根だけを残せるように治療し土台を立て、被せ物をする方法です。
土台となるもの、被せ物の金属は、銀や銅、パラジウムなどの合金が使われます。
近年は金属アレルギーからの影響をふせぐため、保険外になりますがセラミックなどで、できるだけ金属を使わない傾向にあります。

④インプラントの咬合力

インプラントの表面は顎骨の表面とチタンが結合しているため、硬いものでも噛むことが可能になります。
歯を失ってしまった場合の入れ歯と比較すると噛む力は、入れ歯が良くて6~7とすると、インプラントは9~10です。ほぼ、ご自身の歯と相違なく噛むことができます。
ですが、自分の歯の根を使う差し歯と比較するとやはり若干の違いはあります。

 

~差し歯には噛んだ時の感覚がある~
歯の根の周囲には歯根膜(しこんまく)という繊維のようなクッションがあります。
差し歯のように歯の根を使って歯根膜が残せると、噛んだ時に硬いものや軟らかいものなどを感じる事ができ、食感を感じることができます。
残念ながらインプラントにはこの歯根膜がないぶん、若干の違和感があるのです。

⑤インプラントの構造

インプラントは人工歯根である
インプラント、
アバットメント、
被せ物の冠
0867001002[1]

の3つの構造になっています。また、別なものにはインプラントと土台が一緒になっていたり、土台と冠が一緒になっているものもあります。

⑥差し歯の構造

差し歯もインプラントと同様、歯の根、アバットメント部分にあたるコア、被せ物とインプラントと同じように3構造になっています。
また、最近はあまり見られませんが、土台と冠が一緒になった構造になっているものもあります。

 crown023_caption[1]

⑦インプラントが痛みが出てしまう理由

インプラントを入れたのに、痛みが出て悪くなる最も多い原因には、インプラントの周囲に細菌がたまり炎症を起こすインプラント周囲炎です。
人工のものを骨の中に入れているインプラントのため、ケアはもちろんしっかりしないと、感染を起こすことがあります。
よく間違われるのは「インプラントしたんだからもう歯磨きとかは丁寧にしなくても大丈夫。」と思う方です。非常に危険な間違いですので気をつけましょう。

⑧差し歯では歯の根が割れる可能性がある

差し歯では歯の根が折れてしまう歯根破折(しこんはせつ)を起こしてしまう可能性があります。
差し歯で使う歯の根っこは神経を取っているため弱くなっています。
そのため金属の土台などの影響で、神経を失って長期間すぎている歯が割れやすくなっているのです。

⑨インプラントの見た目は?

先に述べました通り、インプラントは歯の根の代わりに使っている人工歯根です。
その上部である被せ物にセラミックを使えば歯と同じようにすることができます。
奥歯の場合は噛む力によって被せ物や金属構造に変えることもありますが、前歯はインプラントとは気付かれないよう、極力綺麗に治療することができます。

⑩差し歯も綺麗に治療ができる

差し歯も土台や被せ物に金属を使わないようにして、セラミックで治療を行えば審美性の高い治療を行うことができます。
特に前歯の差し歯は金属を使うと歯茎が黒くなってしまうおそれがあります。より見た目を綺麗に行いたい方はセラミックで治療することをお勧めします。

⑪インプラント治療手順

~CTやレントゲンで骨状態を確認する~
インプラントを埋入する部分の骨の量、状態をCTレントゲン撮影します。
骨の厚みや幅、神経や血管、周囲組織の位置を3次元的に確認し、インプラントの幅径、長さを決め、計画立案をします。

~インプラントを骨の中に埋入する手術を行う~

0867001005[1] 0867001006[1]
1本のインプラントであれば、部分麻酔を行い、長くとも一時間程で終わります。
骨の状況が良く、痛みや腫れはほとんどない場合が多いです骨が少なくなっていて、同日に骨の移植などが必要な例は腫れることなどもあります。

~インプラントが骨と生着するのを待つ~

0867001007[1] 0867001009[1]
インプラントは骨とチタン表面が結合し、噛む力に耐えることができます。
インプラントを入れてから約3ヶ月程度すると安定し、被せ物を入れ、咬合が可能になります。
インプラントが骨と結合した後、インプラントの土台であるアバットメントや被せ物をつけていきます。
噛み合わせを細かく確認しながらなるべく徐々に硬いものを噛むようにしていきます。

~メンテナンス~
インプラントだけに限った話ではありませんが、インプラントを長く健康に維持させるにはメンテナンスが必要です。
ご自身で行う毎日の正しい歯磨きやデンタルフロス、定期的なインプラントを行った歯医者でのクリーニング、それでインプラントの周囲に細菌がつかないようにしていきます。

まとめ

インプラントと他の治療を比較してみますと、インプラントは歯を骨に固定しているために取り外す必要がありません。
しかし、入れ歯は毎食後自分で取り外し、洗う必要があり、硬いものや粘着性のものはあまり上手に噛むことができません。
インプラントのことがしっかりわかっていれば、インプラントは決して怖い治療ではありません。
ですが、むやみに「インプラントすれば大丈夫。」などと思わず、できるだけご自身の歯をまもりつつ、しかしインプラントを行なえる状況にしておきながら、
もしインプラントが必要になった時、そのメリットを十分に理解しておきましょう。
知らないことによって安易にブリッジにする方が歯にとってダメージが大きくなる場合も多いのです。
また、インプラントは費用も期間もかかります。十分に信頼できる歯医者で治療を行うようにしてください。

~乳歯の虫歯、親御さんが知っておかなければいけない事~知識編

smile_01

「乳歯に虫歯が出来てしまった。」
「しあげ磨きの時に子供の歯に穴が開いているのを見つけた。」
慌てて電話をかけてこられる親御さんは多いと思います。
中には「自分は子供の時、虫歯で苦労したので子供には虫歯になって欲しくない。」親御さんは皆さん同じ意見だと思います。

「チョコやジュースを控えて、仕上げ磨きもしていたのに・・・。」強い疑念を持つ方々も多くいます。

乳歯の虫歯がなぜ突然出来てしまうのか?
今回は突然できた乳歯の虫歯のメカニズムを全て解説します。
また、その予防法まで今回は数回に分けてお話ししたいと思います。ぜひ、参考にしてみてください。

~親御さんが乳歯の虫歯について知っておいて欲しい事柄~

①虫歯の三大領域

sealant006[1]sealant011_caption[1]

「歯と歯の間」「歯と歯茎の間」「奥歯の咬む部分の溝」
乳歯に限らず、虫歯がよくできるところはこの三つがあげられます。

特に歯の間などは見た目にはよくわかりづらく、虫歯が進行していても気づくのが遅れるパターンが多く、気づくと突然穴が開いてしまったりします。

乳歯の時期は奥歯の歯と歯の間は詰まっているので、乳歯用デンタルフロスを使わないと汚れが残ってしまいます。成人でもよく言われることですね。

②乳歯の虫歯の色調は黒ではなく白っぽい

乳歯の虫歯は大人の虫歯のように黒ではなく(程度により差はあります)、白っぽい事が多く虫歯になってもそのまま気づかず進行してしまいます。
白い虫歯は「脱灰」と呼ばれる状態で、正しくブラッシングが行われていないと進行してしまう初期虫歯です。乳歯は永久歯に比べ、やわらかいので早期に進行してしまう事が多いのです。

③痛みが出にくく症状に気づきにくい

uzura-family_flow-kids006_m[1]

子供はまだ痛覚が発達しておらず、虫歯がある程度大きく進行してからでなくては状態がわからない事が多いです。
痛みで発見されるよりも、穴が開いていて、食べカスが詰まって、虫歯からの痛みよりも歯肉からの痛みで気づく場合が多いのです。
痛みの感覚は出たり、引いたりまちまちであることが多いので、子供が痛いと言っても、見過ごされてしまうことがあります。親御さんが小さな変化を見逃さず、しあげ磨きごとに観察してあげることです。

④乳歯の虫歯は成長に合わせた食事の変化に伴い進行がかわります

子供は発達することで味覚も変わります、母乳、離乳食、おやつ、そして食感、味覚が発達してくると、好みの味を覚えて行きます。
おやつなどでは砂糖を多く含む甘味を覚えて行くとその量も増え、乳歯の虫歯の進行をより促進してしまいます。

⑤乳歯はエナメル質が薄い

cureinfo_img02

歯の表面は大人も子供も、体の中で一番硬い組織であるエナメル質いわれる歯質でおおわれています。
乳歯のエナメル質は大人の半分しかなく、そのため虫歯の進行が早いのです。お口の中では食事の度にお口の中が酸性にちかくなり、歯の中のミネラルが溶けだします(脱灰)。
溶けたミネラルをブラッシングし、唾液などで守りそれを戻す事が再石灰化と言います、実は歯ブラシごとにそれを繰り返しているのです。
ですので脱灰の時点であれば再石灰化で治る可能性があります。しかし、脱灰が進みその下の柔らかい組織まで入り込むと虫歯は一気に広がってしまいます。

⑥乳歯は虫歯が大きくなると神経まですぐに進行します

乳歯は先に述べたようにエナメル質と象牙質の厚みが薄いため歯質にくらべ神経が大きいです。ですので、虫歯になると直ぐに神経まで進行してしまします。
乳歯の神経は永久歯との生え変わりの際にとても重要なものです。ですので、できうる限り神経の治療をしないで進行をとどめておけることが重要になります。
診療日程
  • 【休診日】日曜、祝日
  • 【医院所在地】東京都 北区 田端 1-24-22
トップへ戻る
トップへ戻る