田端の歯科・歯医者、しおばら歯科 痛くない・怖くない歯医者です 

田端の歯科・歯医者、しおばら歯科 痛くない・
怖くない歯医者です 

オンライン診療予約

オンライン診療予約

オンライン診療予約

オンライン診療予約

豆知識

歯茎が下がる・痩せる!?その原因とは!?

歯茎が下がる・痩せる!?その原因とは!?

 shinryouannai01
歯茎が痩せる、もしくは下がる、その症状を「歯肉退縮」といいます。
きちんと毎日しっかりと歯磨きをし、ケアをしていれば進行は遅らせることができます。

それでも歯茎が下がってしまうのなら、以下のような原因が考えられます。

①加 齢

 shinryouannai05
若い方々は少しお口のお手入れを怠っていたとしても、そんなに大きな影響は感じないかもしれません。
ですが、歯茎は一般的に「10年で2ミリ」下がると言われています。
つまり、20代に比べると、50代の方の歯茎は6ミリも下がってしまうということです。

②歯周病

 0367011001[1]
現在、一番の原因として挙げられるのが、日本の80%以上もの人がかかっているといわれている歯周病です。
歯周病になると歯茎に炎症がおき、歯と歯茎の間にプラーク(歯垢)そして歯石などがたまります。
すると炎症が進み、歯を支えている骨が溶けてしまうこともあります。

歯周病は重度になるまで自覚症状がない事が多く、気づきにくいものです。

やはり毎日の丁寧な歯磨きが予防していくにはとても重要です。

③やり方を間違えた歯磨き

実は歯磨きも要注意!
歯の磨きすぎや力の入れ過ぎによって歯茎が傷つき痩せることがあるのです。
虫歯を防ぐためにゴシゴシと強く磨く方も多いでしょう。しかし、力を入れて磨くことによってやわらかい歯茎が傷つき削れて、それが歯茎の老化につながるのです。

他にもロングストロークという大きく動かしすぎる磨き方や、サイズの合わない歯間ブラシなどを使い無理に通そうとするなどの行為も、歯茎を傷め退縮せさせてしまう原因になります。

力を入れずとも、正しい歯磨きの方法をしっかり実践することでプラークはキレイに落ちます。
ゴシゴシと力任せに磨こうとせず、マッサージをするような感覚で優しく時間をかけて磨いてあげましょう。

④噛み合わせ(咬合関係)

 smile_01

歯茎が下がる原因のひとつに、噛み合わせもあります。
噛み合わせにより一部の歯が強く噛み合わさってしまう場合、その部分の歯周病や歯肉炎を伴い、歯茎が痩せて歯根が見えてくることがあります。(咬合性外傷)

また、歯軋りなども同じく、極度な咬合力が加わった場合に歯茎に影響がでます。
歯列矯正なども、歯を人工的に動かしたことが原因で歯茎が下がることもあります。なので、矯正中の方々は特にケアが重要になります。

⑤痩せた歯茎の改善・治療法は?

自分なりに丁寧に歯磨きをしていても歯茎が下がってしまうことはあります。
そして、一度下がった歯茎をもとに戻すことはそう簡単なことではありません。

ただ、難易度は高いのですが、絶対に戻らないというわけではありません。
気になる方は歯科医に相談してみることをお勧めします。

治療法としては、『遊離歯肉移植』『結合組織移植』という2つの治療法があります。
これは、他の部位からとってきた歯肉・結合組織を、痩せて下がってしまった部分に貼りつけるという外科的施術方法です。
移植してから数ヶ月後に歯肉となります。

これらの方法は医師の高い技術や患者さんの歯茎の状態に大きく関係するため、じっくりと診断を行ってもらってから治療法を決めていきましょう。
専門医のいる大学病院などで行われる事が多い施術方法です。

⑥退縮を予防する方法は?

 ad1
ここまで歯茎が痩せる・下がる原因をご紹介してきました。

しかし、この歯肉を下げる一番の原因は歯周病です。
その一番の予防方法は、やはり歯磨きの改善です。
以前のブログにも記しました通り、歯周病の進行を防ぐことが、歯茎が下がってしまうのを防ぐことに大きくつながります。

まずは、
就寝前必ず磨くことを徹底します。歯磨きをせずに寝ると口内は細菌だらけ。
寝ている間に、歯を守ってくれる唾液量がグンと減りますので、寝ている間の菌の増殖を抑えるためにも寝る前の歯磨きが大変重要です。
夜寝る前と朝起きた後、そして食後は歯磨きをする、という習慣付けをしましょう。
blog「プラーク」、「バイオフィルム」、「歯石」の違い参照

歯ブラシ選びも重要です。歯周病の進行を防ぐため「軟らかいブラシ」「小さなヘッド」のものが最適です。
歯ブラシが傷んでくると磨いている歯肉をも傷つけてしまう恐れがありますので、歯ブラシは1~2ヶ月を目安に交換するようにしましょう。
歯磨き粉は付けなくてもいいくらいですが、なるべく粒子が細かい薬用歯磨き粉がおすすめいたします。
歯ブラシは、ペンを持つように持ちます(ペングリップ)、この持ち方が余計な力が入らず丁寧に磨ける方法です。
そしてマッサージをするように、力を入れず小刻みに動かすように磨いていきます。
(blog正しいブラッシングとは?参照)

いかがでしたでしょうか?
皆様のお口の健康増進の手助けになれれば幸いです。
診療日程
  • 【休診日】日曜、祝日
  • 【医院所在地】東京都 北区 田端 1-24-22
トップへ戻る
トップへ戻る