田端の歯科・歯医者、しおばら歯科 痛くない・怖くない歯医者です 

田端の歯科・歯医者、しおばら歯科 痛くない・
怖くない歯医者です 

オンライン診療予約

オンライン診療予約

オンライン診療予約

オンライン診療予約

豆知識

乳歯の虫歯~親御さんが知っておきたい事①~

~乳歯の虫歯、親御さんが知っておかなければいけない事~知識編

smile_01

「乳歯に虫歯が出来てしまった。」
「しあげ磨きの時に子供の歯に穴が開いているのを見つけた。」
慌てて電話をかけてこられる親御さんは多いと思います。
中には「自分は子供の時、虫歯で苦労したので子供には虫歯になって欲しくない。」親御さんは皆さん同じ意見だと思います。

「チョコやジュースを控えて、仕上げ磨きもしていたのに・・・。」強い疑念を持つ方々も多くいます。

乳歯の虫歯がなぜ突然出来てしまうのか?
今回は突然できた乳歯の虫歯のメカニズムを全て解説します。
また、その予防法まで今回は数回に分けてお話ししたいと思います。ぜひ、参考にしてみてください。

~親御さんが乳歯の虫歯について知っておいて欲しい事柄~

①虫歯の三大領域

sealant006[1]sealant011_caption[1]

「歯と歯の間」「歯と歯茎の間」「奥歯の咬む部分の溝」
乳歯に限らず、虫歯がよくできるところはこの三つがあげられます。

特に歯の間などは見た目にはよくわかりづらく、虫歯が進行していても気づくのが遅れるパターンが多く、気づくと突然穴が開いてしまったりします。

乳歯の時期は奥歯の歯と歯の間は詰まっているので、乳歯用デンタルフロスを使わないと汚れが残ってしまいます。成人でもよく言われることですね。

②乳歯の虫歯の色調は黒ではなく白っぽい

乳歯の虫歯は大人の虫歯のように黒ではなく(程度により差はあります)、白っぽい事が多く虫歯になってもそのまま気づかず進行してしまいます。
白い虫歯は「脱灰」と呼ばれる状態で、正しくブラッシングが行われていないと進行してしまう初期虫歯です。乳歯は永久歯に比べ、やわらかいので早期に進行してしまう事が多いのです。

③痛みが出にくく症状に気づきにくい

uzura-family_flow-kids006_m[1]

子供はまだ痛覚が発達しておらず、虫歯がある程度大きく進行してからでなくては状態がわからない事が多いです。
痛みで発見されるよりも、穴が開いていて、食べカスが詰まって、虫歯からの痛みよりも歯肉からの痛みで気づく場合が多いのです。
痛みの感覚は出たり、引いたりまちまちであることが多いので、子供が痛いと言っても、見過ごされてしまうことがあります。親御さんが小さな変化を見逃さず、しあげ磨きごとに観察してあげることです。

④乳歯の虫歯は成長に合わせた食事の変化に伴い進行がかわります

子供は発達することで味覚も変わります、母乳、離乳食、おやつ、そして食感、味覚が発達してくると、好みの味を覚えて行きます。
おやつなどでは砂糖を多く含む甘味を覚えて行くとその量も増え、乳歯の虫歯の進行をより促進してしまいます。

⑤乳歯はエナメル質が薄い

cureinfo_img02

歯の表面は大人も子供も、体の中で一番硬い組織であるエナメル質いわれる歯質でおおわれています。
乳歯のエナメル質は大人の半分しかなく、そのため虫歯の進行が早いのです。お口の中では食事の度にお口の中が酸性にちかくなり、歯の中のミネラルが溶けだします(脱灰)。
溶けたミネラルをブラッシングし、唾液などで守りそれを戻す事が再石灰化と言います、実は歯ブラシごとにそれを繰り返しているのです。
ですので脱灰の時点であれば再石灰化で治る可能性があります。しかし、脱灰が進みその下の柔らかい組織まで入り込むと虫歯は一気に広がってしまいます。

⑥乳歯は虫歯が大きくなると神経まですぐに進行します

乳歯は先に述べたようにエナメル質と象牙質の厚みが薄いため歯質にくらべ神経が大きいです。ですので、虫歯になると直ぐに神経まで進行してしまします。
乳歯の神経は永久歯との生え変わりの際にとても重要なものです。ですので、できうる限り神経の治療をしないで進行をとどめておけることが重要になります。
診療日程
  • 【休診日】日曜、祝日
  • 【医院所在地】東京都 北区 田端 1-24-22
トップへ戻る
トップへ戻る